冴えない東大院生くるまっさのブログ

資格試験や大学院入試の対策方法の紹介を中心としたブログ

気象大学校の難易度、受験対策 ~東工大入学前に気象庁から内定をもらっていた話~

 


私が浪人時代に受験して合格した学校の1つに、気象大学校というものがあります。


 

 

この大学校に入学すると、基本的に卒業後は気象庁の職員として勤務することになります。

で、入学した時点で国家公務員の扱いになります。お給料も出ます。

なので、気象大学校に合格したときには、気象庁から内定がいただけるんですね。内定通知は今でも大切に持っています。

私が受け取った気象庁からの内定通知

 

結構おいしい大学(正確には大学ではなく大学校)だと思うのですが、知っている人はかなり少ないと思います。

 

実はこの私も、出願するその日まで知りませんでした。

(防衛医大を受験しようと思い出願WEBサイトを開いたところ、たまたま気象大学校という文字列が目に入り、その場で出願先を切り替えた)


せっかくなので、気象大学校を受験したときの様子や対策方法を、(記憶が薄れていてあやふやですが)書いておこうと思います。

 

 


難易度

 

かなり高いです。

私の時代ですと、予備校の偏差値ランキングで京都大学の工学部と同じくらいになっていたと思うのですが、今振り返っても、おおよそそのあたりが妥当かと思います。

 

巷では。「東大より難しい」と言われていたりもしますが、少なくとも浪人生にとってはそこまでではない、と思いました。

ただ、現役生にとっては確かに東大より難しいかもしれません。(試験日が早いことが大きく関係している)

 

 

採用人数が40人くらいで、私は全体の12位での合格でした。

選抜方法


1次試験(筆記)→2次試験(面接・健康診断)→内定

という流れでした。


平成30年度の募集要項を見ると、1次試験は

  • 基礎能力試験
  • 学科試験
  • 作文試験


となっていて、私のときから変わっていないと思います。
【出典】平成30年度 気象大学校学生採用試験 受験案内


1次試験の科目は、

  • 英語(記述式、選択式)
  • 数学(記述式、選択式)
  • 物理(記述式、選択式)
  • 教養科目 ※基礎能力試験(選択式)
    • 英、数、国、物科生地、地歴、政経、倫理など、あらゆる科目
  • 小論文(もちろん、記述式)

です。

 

※教養科目(基礎能力試験)の中身は私の時から少し変わっているかもしれません


受験スケジュール


平成30年度の受験スケジュールは、

出願期間が 8/23-9/3
1次試験が 10/27,28
2次試験が 12/14
合格発表が 1/17

となっているようです。
【出典】平成30年度 気象大学校学生採用試験 受験案内

私の時の受験スケジュールはほとんど覚えていないです…。

ただ、1次試験の日だけはしっかり覚えていて、11月3日でした。

 

いずれにしても、一般の大学受験と比べてかなり早いです。
現役生にとって、十分に準備をすることが厳しいスケジュールと言えます。

試験会場

私の時は、

  • 1次試験が東京大学本郷キャンパス(法文1号館)
  • 2次試験が東京管区気象台

でした。お住いの地域によって、適当な試験会場が指定されるようです。



一次試験対策


私は過去問を解くのがすごく嫌いな浪人生だったので、気象大学校の過去問でしっかりと解いたのは、教養科目(基礎能力試験)を1年分だけです。

そのような「変わり者」が語る対策であるということを考慮してお読みいただければと思います。

実際のところ、受験するのであれば、一度は過去問に目を通すべきだとは思いますし、その程度は私もやりました…(解いてないけど)。

※ちなみに、センター試験や東工大の過去問も、浪人時代は一切やりませんでした。無駄だと思っていたので。(現役のときに散々解いた!)


英語

国立大や私大のオーソドックスな2次試験対策をしておけば、問題ないと思います。

少なくとも、私は気象大学校のために特別な勉強はしませんでした。

 

ちなみに、本番では半分程度しか解けなかった記憶があります(英語はめちゃくちゃ苦手でした)。

 

数学

英語と同じく、気象大学校のための特別な対策はいらないと思います。

東大や東工大の対策をしておくと良いでしょう。

問題の難易度は、東大や東工大より易しめだったと記憶しています。

 

とはいえ、私は数学が苦手で、こちらも英語と同様に半分程度しか解けなかった気がします。

 

物理

こちらも特別な対策は必要ありませんが、基礎的な問題をしっかりと解けるようにすることが大切です。

 

受験してとても驚いたのですが、東大や東工大と比べて圧倒的に易しい問題が出ます。

 

「気象大学校の物理は難しい。半分解ければいいほう。。。」と聞いていたのですが、当時の私の感触としては9割は取れたと思いました。

これには、試験日がかなり大きく関係していると思います。

11月の頭の時点では、まだ物理を学び終えていない現役生が多く存在し、そのような受験者にとって、物理の後半で出てくるような「運動量保存則や電磁気学」といった問題はかなり難易度が高いはずです。

そして、気象大学校の試験には、このあたりの分野の問題がガンガン出ます。したがって、浪人生は現役生に比べて圧倒的に有利になるわけです。


教養

これは、正直対策のしようが無い、気はします。

少なくとも、受験の直前に時間をかけて対策するものではないです。範囲があまりに広い。

私の場合、政治経済の知識は中学止まりでしたし、倫理はほぼ無知でしたので、ほとんどあきらめていました。

 

ただ、受験後に自己採点をしたところ、8割くらい当てていました(なぜか知っているような問題が多く出た)…運が良かったです。

日頃蓄えている知識でなんとかしましょう…

 

小論文

1週間ほどかけて、一般的な小論文対策をしておけば十分かなと思います。

私が使用した教材は、「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55 KADOKAWA/中経出版 (2011)」という本です。

 

東工大のAO入試でもとても役立ちました!おすすめです!

 

二次試験対策

とくにありません。

強いて言うなら、面接の待ち時間が非常に長い(今はわかりませんが、私は4時間半待ちました)ので、暇をつぶせるものを持っていくと良いかと思います。

ちなみに、私の時の面接の形式は、面接官3人に対して私1人、という個人面接で、終始和やかな雰囲気でした。

質問内容は志望動機などのオーソドックスなものが中心であり、少し変わったものとしては、「知らない事柄があった場合、どのように調べますか?」というものがありました。



以上になります。

こちらの記事は、思いだしたら事柄があれば、随時編集したいと思います。


気象大学校受験生などで、ご質問があれば是非メールでどうぞ!(結構前のことなので、あまり答えられることが無いかもしれませんが…)