冴えない東大院生くるまっさのブログ

資格試験や大学院入試の対策方法の紹介を中心としたブログ

入試の過去問、検定問題の著作権について

こんにちは、くるまっさです。


またまた久しぶりの投稿になりました…。

もう、ひたすら院試勉強です…といってもそこまでやっているわけでもなく、研究室でのんびりしたりバイトしたり、たまーに帰りがけに飲みに行ったりという日々です。(しかしさすがにどこかにお出かけする余裕はない。)


今回なんですが、本当は東大院工学系研究科の数学の問題とその解法を(ほんのちょっとだけ)紹介しようと思っていたんですよ。ところが、数式を打ち込んでいて、

「ん、入試の過去問をネット上で勝手に紹介するのは著作権的にどうなんだ…?」


…と思いまして、少し調べました。




で、結論から申し上げますと…

~ 基本的には著作権がある。2次利用(引用・転載・コピー)するのであれば著作権者の許諾が必要。~

という感じです。信憑性の高そうなサイトはあまり多くないのですが、例えばこの『一般社団法人 日本著作権教育研究会』の、入試問題と著作権二次利用(過去問題等)のページ( http://www.jcea.info/nyushi2.html )に書かれている内容は信頼できそうです。



ちょっと難しい部分はありまして、例えば数学なんかは特にそうなんですが、仮にどこかの中学入試問題に、「問:1+1=」という問題が出題されていたとして…

これをブログで紹介したところで、著作権法違反になるはずはないわけです。



ただ、オリジナリティの高い問題になりますと著作権が発生しますから、その辺の線引きが微妙なところになります。

まあ、大学院入試となると当然ほぼ全て独自問題ですから、ほとんど全ての問題に著作権が発生していると考えて問題なさそうです。(あくまで私の見解です。)

検定問題なんかも、基本的には複製や二次配布、無許可での公開なんかはだめ……って書いてあるところが多いですよね。



ただし、著作権があるからといって必ず事前に許諾を取る必要があるかというと、そうでもなくて、例えば東京大学は『東京大学第2次学力試験入学試験問題の2次利用について
( http://www.u-tokyo.ac.jp/content/400040762.pdf )』という資料で、「入試の過去問を2次利用してもいいけど、引用であることを明示した上で1ヶ月以内に報告してね。」というようなことを示しています。
※参考ページ:東京大学 入試問題の2次利用について http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_10_j.html



ほかに、例えば検定試験でも、「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」などの試験を行っている情報処理推進機構IPA)の公式サイトには、

試験センターで公表している過去の試験問題の使用に関し、許諾や使用料は必要ありません。(ダウンロードでのご利用も特に問題ございません。)
 ただし、以下の留意点を必ず確認の上、ご使用ください。
--- ※以下略 ---

 との記述があります。
出典:情報処理推進機構サイト HOME>試験>よくある質問(https://www.jitec.ipa.go.jp/1_09faq/_index_faq.html)>7.その他



というわけで、試験の問題をネット等に掲載する際は、問題の2次利用についてどのように定められているかをしっかり確認しないといけないということが分かりました。



で、結局東大院の過去問はどうなんだってことなのですが。


先ほど紹介した東京大学の資料は、あくまで学部入試に関するもの…だと思うので、大学院入試については別に調べる必要がありそうです。

東京大学や工学系研究科のサイト等を調べたのですが、これに関する情報は見当たりませんでした…。

というわけで、このあたりについて、東京大学に確認をとれればと思っております。(院試が終わってからになるかもしれません…)


それでは、今回はこの辺で。